筋緊張性頭痛
筋緊張性頭痛は、頭部や首の筋肉の緊張によって引き起こされる頭痛です。筋肉が緊張すると、血流が悪くなり、痛み物質が蓄積します。これが、筋緊張性頭痛を引き起こす原因となります。原因としてはいくつか複合しているケースが多いので、まず下記の原因に当てはめて、原因を特定していく必要があります。特に現在ではスマートフォンの普及により、目の使いすぎ、ストレートネックからくる頭痛も増えています。
筋緊張性頭痛の原因
眼精疲労
眼精疲労は、首や頭の筋肉の緊張を引き起こすことがあります。
睡眠不足
睡眠不足は、筋肉の疲労や緊張を引き起こします。睡眠の質も必要になります。
ストレス
ストレスは、筋肉の緊張を引き起こす最も一般的な原因の 1 つです。ストレスがかかると、血管は収縮し、血流の流れが悪くなります。
姿勢の悪さ
長時間同じ姿勢でいると、筋肉が緊張してしまいます。座りっぱなしや運動不足も原因になります。
脱水
脱水は、筋肉のけいれんや頭痛を引き起こすことがあります。水分は取っていても利尿作用がある飲み物を取っている場合、脱水の傾向があります。
カフェインの摂取
カフェインの摂取量が多いと、頭痛を引き起こすことがあります。
アルコールの摂取
アルコールの摂取量が多いと、脱水症状や頭痛を引き起こすことがあります。また睡眠前にアルコールを摂取すると睡眠の質が下がったりします。
\頭痛の痛みに対する当院の施術例/
ハイボルテージ電流
ハイボルテージ電流とは、一般的な電流治療の2〜3倍相当の電流量を不快感なく痛みの部位に投入でき、通常より鎮痛効果、可動域改善効果を高めた治療を行えます。細かい筋収縮を起こすことができるので、筋緊張性頭痛にもご使用できます。
立体動態波(3D高周波電流)
立体動態波とは、一般的な干渉波(2D)を3D化して、さらに皮膚の抵抗値を抑えて刺激感をよりソフトに、よりきめ細かくした電流治療になります。刺激感をきめ細かくしてあるので、非常に細かく筋肉をほぐすことができます。電極を3つに増やしてフィットすることで、一般の電気治療が苦手とする部位の関節の治療にも効果を発揮する電流治療になります。頚椎周りの関節、筋肉を支配する神経を緩めることで、筋緊張性頭痛にも効果が期待できます。
手技による筋弛緩
トリガーポイント
トリガーポイントは、筋肉が緊張したり、血行が悪くなったりして、しこりのように硬くなった部分です。このトリガーポイントが、痛みやこりの原因になると考えられています。「発痛点」と呼ばれ、トリガーポイントを探して緩めることで、全体に広がっている痛みの元を治療していきます。首に痛みが出る原因として、まずは筋を緩める必要があります。
胸鎖乳突筋や後頭下筋群の緊張の緩和により、副交感神経の機能の向上をはかります。
関節モビリゼーション
関節モビリゼーションとは、関節に適度な運動刺激を与えることで、関節軟骨や滑液の循環を促進し、関節の機能を回復させることを目的としています。
理学療法や運動療法の一つで、関節の可動域を広げ、痛みやこりを改善する療法になります。
頚椎の関節のモビリゼーションにより頚部の緊張の緩和を行います。
コンビネーション治療(電流+超音波)
疼痛軽減が得意な電流治療と、筋肉をほぐすのを得意としている超音波を同時にかけることができる治療をコンビネーション治療といいます。同時にかけることにより、超音波で皮膚の抵抗値を落とした上で電流を流すので、より鎮痛効果、炎症の抑制に繋がります。
また超音波は、到達している範囲を立体的に温めます。
超音波療法
超音波とは、手が届かない筋肉を深層からほぐすことが出来ます。痛みの原因が深層にある場合にも有効な治療になります。振動の細かいマッサージ効果があり、血流改善の効果も期待できます。炎症の抑制効果もあり、痛みがある場合がある時には運動療法、トレーニングすると悪化する場合があり、まず超音波治療を行い、筋肉、関節、腱、滑液包などの炎症を抑える必要があります。ホットパックや遠赤外線など体表面を温める伝導加温と言いますが、超音波は振動の摩擦熱で直接解す立体加温と言い、深部まで温めることが出来ます。